成形技術

成型難易度の高い超高張力鋼板（超ハイテン材）を冷間プレスで加工する技術を行っています。

接合技術

高効率なエネルギー使用ができ、ビーム品質に優れたファイバーレーザー溶接を使いこなす技術力とノウハウを有しています。
また、産業用ロボットと溶接設備を融合する技術をさらに高めています。
今後は、マルチマテリアル化を見据え、新たな技術を構築していきます。

※マルチマテリアル化・・・鉄以外の材料（アルミ、樹脂等）を組み合わせた製品

生産設備能力の最大化

購入した設備を、最適な形にアレンジし、能力を最大限に引き出しています。
ロボット稼働率アップのため、溶接以外に、製品のハンドリングも実施しています。

汎用ラインを一部セル方式にし、簡単に設備を入れ替えすることで、生産準備時間の短縮と生産数量の増減に対応しています。

世界初の新工法の導入

ダッシュボード内部の内装部品であるインパネリインフォースメントは、フローフォーム接合という方法により、鉄とアルミを接合することができます。

異なる母材でできたパイプ状の2部品の内側を押さえることなく、片側からのみ接合する世界初の新工法で、パイプに穴を開けたりする前工程を省略できます。
当工法は、世界初であり、特許（第6606110号）を取得しています。

※フローフォーム接合について
ネジを押し込みながら回転させることにより、摩擦で母材を加熱し、半溶融状態でネジを貫通させ、冷えて固めることにより、異材接合を可能にする接合方法です。